小売から転職

小売を辞めて新しい職場に移りたい。 このページでは「小売」業界から飲食業に異業種転職をした体験談を紹介します。

ケーススタディ1.スーパーから不動産営業へ。実際に転職してみたら、案外道が開けてくるとわかりました。

大学卒業後、地元のスーパーマーケットに正社員として入社して、部署のチーフをしていました。 正社員が各部署に数名しかおらず、その全員がチーフが副チーフとして、アルバイトさんやパートさんの管理に携わる業務をする仕組みだったからです。 しかし、5年務めたところで私は、その仕事を退職しました。

当時まだ20代だったこともあり、次の仕事へは思ったよりも簡単に就くことができました。 転職で私が選んだ企業は、不動産販売業でした。 しかし、最初から不動産業界に進みたいという希望があったわけでありませんでした。

前職では、商品数や、アルバイト・パートさんの数が多く、事細かな定めのあるマニュアルを用いて管理することが求められていました。 その分無駄も多く、自分の思いなどがあったら仕事が勤まらないだろうと私は感じていました。 なので、次に仕事に就くのなら、自分ならどうするだろうと考えることを求められる仕事がしたかったのです。

そして朝刊の折り込みチラシで、その会社の営業社員募集をたまたま見つけて、面接に応募したのがきっかけです。

就職が決まりちょっとドキドキしたことは、毎朝、スーツで出勤することでした。 前職では、本当に休日と大して変わらないラフな格好で出社し、会社で制服に着替えていましたので、とても衝撃的でした。

営業成績というものもはやり、前職にはないものでした。 お客様とどのように接していくのか、どうすればお客様の求めることを提案できるのか、契約できるのか、そのやり方にマニュアルなんて一つもありませんでした。 常識的に、公正に、お客様とご契約を結ぶこと、お客様からの問い合わせや苦情をしっかりと解決できること、これがやるべきことだとしたら、そのやり方については誰も何も言わないのです。

私は圧倒的な知識不足と不手際で、お客様に何度も迷惑をかけてしまいました。 取引先の同業の方を、ものすごく怒らせてしまったときは、さすがにやめちゃおうかな…とまで考えました。

しかし私は、ここでやっていくしかないんだと、腹を括りました。 すると、そこからなんとなく道が開けてきたのでした。 先輩の方々も親身になって上手くいくやり方を教えてくれましたし、宅建(宅地建物取引主任者)の資格の勉強も応援してくれました。 現在では宅建も取り、何とかこれからも続けていける気がしています。

ケーススタディ2.百貨店の販売員から営業事務へ転職。

百貨店での販売員を6年ほど勤めていました。

お仕事自体は大好きでしたが、給与面が厳しくて年齢的にも20代半ばでしたので転職を検討していました。

販売員ではパソコンの作業がほとんど無かったこともあり、転職するならパソコンの作業がある仕事に転職したいと考えていました。 転職サイトを見て、自分の希望の事務職を探しました。

その中で、「テレフォンオペレーター兼営業事務」の募集がありました。 この仕事だと、お電話での対応は百貨店で培った言葉遣いを活かせて尚且つパソコンの仕事も出来るので即応募しました。

応募数は、正社員での募集で給与面も条件が良かった事もあり5倍の倍率でした。 転職するなら悔いのないように取り組みたいと考えていたので、私なりの考えや仕事の取り組み方などを面接時に面接官とお話しました。 それが良かったのか、採用して頂きました。

転職は1社目での採用だったので、私の場合は苦労はなかったです。 新しい職種での仕事で苦労したのは、やはりパソコンの作業でした。 打ち込む速度が遅くて、思うように資料の作成が進みませんでした。ただ、面接時にパソコンの仕事をしたいけど今はほとんどパソコンを触れていない旨を申告していたので、

職場では暖かく接して頂きました。入社して半月ほどは悪戦苦闘の日々で、大変でした。 半月ほど経過してからは仕事の流れもつかめましたので、パソコンの仕事も難なくこなせるようになりました。

転職して月給6万円ほどあがりましたし、新たに挑戦したパソコンでのお仕事もとてもやりがいがあり、転職して良かったと心から思います。

ケーススタディ3.自営業の酒販売から社会保険労務士事務所に転職。

私は以前は酒販売の仕事を手伝っていたのですが、実家の自営業も上手くいっていない事もあって 他に転職したいと思うようになりました。

それで何気なく資格がたくさん載っている本を見つけてその中に社会保険労務士という資格があって それがそこそこ高い難易度の資格である事に気づいてこれならなんとか転職もできると思ってこの資格取得に 向けて勉強を始めました。

それで思った以上に苦労した末になんとか合格できたのですが、私が住んでいた地域が田舎だった事もあって 社会保険労務士の求人もなくどうしたら良いのか考えた結果私が取った行動は近場の事務所に雇ってもらえないか 聞いて回るというものでした。

この方法も本当に一か八かでたったのですが運よく私を雇ってくれる事務所が見つかりました。 それはもちろん社会保険労務士事務所だったのですが、その時は経験ゼロの私でも雇ってくれて本当に 良かったと思いました。

なぜなら、思ったよりも苦労しないで異業種転職に成功したからでした。 でも、いざ転職に成功して感じたのは思った以上に異業種転職は難しいと思いました。

なぜなら、それまで私は販売の仕事ばかりやっていて簡単な事務仕事さえもやった事がなかったからです。 そんな状態でいくら社会保険労務士の資格を取得したと言ってもいきなり専門職で仕事ができるわけもないので かなり苦労しました。

ですから、これから異業種転職を考えている人は本当に自分がそれまでやった事がない職種でもやっていけるのか 考えてから決断される事をおすすめします。

そうしないと畑違いの職種で働こうと思っても無理な事もあるからです。


異業種への転職