金融から飲食チェーンに転職

新しい職場でどんな風に働いているのか、 このページでは「金融」や「アパレル」業界から飲食業に異業種転職をした体験談を紹介します。

ケーススタディ1.転勤が嫌で「金融」から「飲食チェーン」に転職。

転勤するのが嫌で、保険会社の通販部門の事業部長から、地元に本社のある飲食チェーンの社長に転職しました。

私は自分で調理もしませんし、学生の頃のアルバイトも家庭教師やデパートでの販売員でしたので、 飲食店でのキッチンの仕事やホールでの接客などについては全く知見も経験もありません。

ですので、転職した当初は、できる限り店舗に行って、どういうメカニズムで飲食店が動いているのか、ということを把握することに費やしました。

また今から料理の経験やホールの接客の経験を積むわけにはいかないので、そこは正直開き直って「お客様の目線」で店舗の状況を見るようにしています。

職種が変わっても前職での経験を生かせる場面が多かった。

しかし、前職で経験したことが、意外なくらい行かせる部分もあることも事実です。

まずマーケティングです。飲食チェーンの根幹の一つはマーケティングでした。 料理という商品をいかに開発するか、それにいくらの値段をつけるか、店舗という販売の場をいかに魅力的にするか、 集客のための宣伝はどうするか、などこれらが完全に前職で身につけたノウハウ、がいかせる部分です。

さらにもう一つは、私は生命保険会社で通販部門に移る前には、保険外交員の集団をマネジメントすることと彼女たちを教育する仕事をしていました。

外食も実は、アルバイトというほとんど学生で素人の集団をいかに教育し、マネジメントしていくか、ということが重要な柱でした。 ですので、集団に本社のOJTを徹底させ、技術を身につけさせ、レベルアップさせる、モチベーションを高める、などの目的はまっやく一緒で、 したがって手法もほとんど同じものを使えました。

そういう意味で全く畑の違う異業種に移りましたが、意外なくらい前職の経験を生かせています。


ケーススタディ2.その達成感は本物ですか?消費者金融業から医療機関に転職。

新卒で二年間務めた会社を辞め、次の仕事をフリーペーパーで探していました。自分の希望条件とピッタリだった上お給料が他の会社よりお高くこれはと思い面接の申し込みをしました。

それは消費者金融でした。特に何の資格も持っていない私はそのお給料の高さに飛びつきました。

金融業の事務職という認識はあったものの、後々社会問題化する悪名高い消費者金融業をよく理解していなかった私は結局その会社に正社員として就職しました。

当時はまだ20歳そこそこで会社の言われるがままに貸付業務、督促電話などをしていました。そこでは接客の方法や経理などを教育されました。

特に、営業トークや接客を教育されました。井のなかの蛙大海を知らずと言いますが、その会社の中にいるとそれが良い事なんだと信じ込んでいましたが、 ふとあるひテレビで社会問題化しつつある高利貸しのニュースを目にしました。

いままで当たり前のように営業トークでお金を借りてもらい高い利息に対しても会社から教わった理屈をお客様に説明し、 返済が遅れた方には契約を盾に請求をしていたことに初めて不信感を感じたのです。

気が付くのが遅いと言えばそうなのですが、今までは当たり前のことだと思っていたのです。 私のやっていることは人の為に役立っているのか? それに気が付いた私はスグに退職届を出し、その仕事を辞めました。

そんな経験から次の仕事は人の役立つ仕事をしたいとまず第一に考えました。

転職した医療機関は病んでいる人の役に立ちたいという純粋な気持から就職しました。 お給料や勤務条件は以前の仕事に比べたら大変にはなりましたが、不安な顔をして病院を訪れた患者さんが、笑顔で病院を出ていくのを見たりお礼を言われると、 この仕事に携わることができて本当に良かったと実感することが出来ます。

価値観は人ぞれぞれですが、転職してよかったと思っています。


異業種への転職